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TOP > スポーツ百科事典 >  エアロバティック【Aerobatic】

概要

「エアロバテック」とは文字通り曲芸飛行の意。
旋回能力に優れた専用の小型航空機を自在に操り、宙返りや背面飛行、急降下などのマニューバー(飛行技術)を組み合わせ、その正確さや美しさを競い合う。
主な強豪国としては、政府がナショナルチームを編成し、アクロバティック専用機の開発にも秀でているロシアを筆頭に、空軍専属のチームを有するフランス、競技人口が多く、参加者の多くは民間ながらも環境が整っているアメリカなどが挙げられる。

歴史

航空機の発展・進化に伴って、その飛行能力は大きく向上。
機動性の高い戦闘機がお目見えした第一次大戦以降、曲技飛行が数多く行われるようになった。
やがて、アメリカ海軍が第二次大戦後に結成した「ブルーエンジェルズ」などをはじめ、自国のパイロットの熟練度を世界に誇るための示威・広報活動の一環として、国家レベルで飛行隊が組織されるケースが増えていくようになる。
「エアロバティック」は、そうした航空ショーの曲技飛行を競技として体系化したもの。
現在は、2年に1度開催される世界選手権(クラシックスタイル)が最も権威ある大会として知られ、ヨーロッパやアメリカを中心に、年間数十から100以上の大会が催されているスカイスポーツの頂点である。

ルール

戦いの場となるのは、「ボックス」と呼ばれる1,000m×1,000m×1,000mの3次元空間。
一般的には「アンリミテッド」「アドバンス」「インターミディエイト」「スポーツマン」「ベーシック」の5部門に分かれ、カテゴリー毎のレギュレーションを満たした航空機が「規定演技」「自由演技」「unknown(競技当日になってはじめて選手に知らされる難易度の高い技を組み合わせた演目)」をこなし、ちょうどフィギアスケートのような減点方式(国際大会では10名程度の審判員によってジャッジされる)で勝敗が決定される。

Etc.

BLUETAGアスリートの室屋義秀さんがエントリーしているのは最上級クラスの「アンリミテッド」。
5部門中最もスピードとテクニックが要求される、いわば空の「F1」である。

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