古くから山岳地帯の冬の生活に欠かせなかったスキー。
やがて、スキーがスポーツとしてもてはやされるようになり、いかに速く滑り降りるかを競う競技スキーに発展していくにつれ、直滑降、斜滑降、ボーゲン、パラレルなどの滑走技術が磨かれていった。
冬季オリンピックの正式種目に選ばれたのは1936年の第4回大会。
ドイツ南部・ガルミッシュパルテンキルヒェン冬季五輪の頃からである。
近年、スキー用具素材の進化、安全性の向上、カーヴィングスキーの登場などによって高度なテクニックが一般化し、愛好者の裾野をますます広げている。
とりわけ、アルプス山脈を臨むスイス、オーストリアなどの国々では国技に認められているほどの人気スポーツ。
世界選手権やワールドカップの勝者は、国民的英雄として讃えられる。
コースの長さ、標高差、斜度などの違いによって、以下のような種目がある。
■滑降 (Downhill)
■スーパー大回転 (Super Giant Slalom, Super G)
■大回転(Giant Slalom)
■回転 (Slalom)
■複合 (Combined) 滑降1本と回転2本の合計タイムを競う。
■スーパー複合 (Super Combined) ※2004-2005年シーズンのワールドカップからの新種目
いずれも基本的には、コース上に配置された「旗門」と呼ばれる2本1組のポールを通過しながら、ゴールを目指す。
また通常は、1回の滑走、および2回の滑走の合計タイムで勝敗が決する。