起源は、いわゆる記録を懸けた「素潜り」。
1913年、イタリア人漁師のハッジ・タッティが水深約65mの海底に沈んだ錨を回収し、これが歴史上最初の記録となる。
また、競技としての最初の記録は1945年、レイモンド・ブッチャーが達成した水深30m。
その後、映画『グランブルー』のモデルともいわれている、エンゾ・マイヨルカ、ジャック・マイヨールなどが台頭。大深度争いを繰り広げ、記録と、スポーツとしての知名度を大きく躍進させた。
競技としての「フリーダイビング」には、以下のようなカテゴリーが設けられている。
■「スタティック」
呼吸を止めながら水面に浮き、その時間の長短を競う。
■「ダイナミック(フィンなし)」
呼吸を止め、フィンを装着せずに泳ぎ、水平に何m潜水できるかを競う。
■「ダイナミック(フィンあり)」
呼吸を止め、フィンを装着して、水平に何m潜水できるかを競う。
■「コンスタント」
呼吸を止め、自身の泳力だけで垂直に何m潜れるかを競う。マスク、フィンの装着は自由。通常はフィンを使うが、潜水中にウェイト(錘)の量を変えてはならない。また、ガイドロープをつたって潜降・浮上してはならない。
■「フリーイマ―ジョン」
呼吸を止め、ガイドロープをつたって垂直に何m潜れるかを競う。潜水中にウェイト(錘)の量を変えてはならない。ちなみに映画『グランブルー』に登場した競技がこれにあたる。
■「ヴァリアヴル」
サポーラという乗り物に乗って潜降し、自身の脚力のみで浮上する。潜水中にウェイト(錘)の量を変えてはならない。また、ガイドロープをつたって浮上してはならない。
■「ノー・リミッツ」
サポーラという乗り物に乗って潜降し、浮上する。浮上の際、エアリフトなどを使用してもよい。また、ガイドロープつたって浮上しても構わない。