ルーツは9世紀頃の東南アジアに遡るといわれている。
タイでは「ジャンクイタクロー」、マレーシアでは「セパラガ」、インドネシアでは「ラゴ」、ラオスでは「カトー」、フィリピンでは「シパ」といった名で呼ばれ、それぞれが微妙に異なるルールを持っていた。
やがて1965年に東南アジア競技大会の正式種目に採用。
その際、アジアセパタクロー連盟が設立され、統一ルールが設けられた。
また日本では、1989年にタイ・マレーシア・シンガポール・インドネシアの強豪4ヶ国を招待し、国際大会を開催した際、日本セパタクロー協会を設立。
同年、アジアセパタクロー連盟および国際セパタクロー連盟に加盟して、競技層の裾野が広がった。
タイ、マレーシアでは国技として高い人気を誇り、タイには世界唯一のプロリーグが存在している。
主要ルールはバレーボールによく似ている。
しかし大きな差異と特徴は「腕や手を使ってはいけない」「一人で3回までボールにタッチしてよい」「守備位置のローテーションはない」といった点が挙げられるだろう。
公式競技種目には、レグ(3人1チームでの対戦)、チーム (1チーム3レグで勝敗数を競う)、ダブル(2人で対戦)、サークル(5人が輪になってリフトポイントを競う)、フープ(5人が輪になり5m上につるした籠に足、肩、頭を使って10分間にボールを入れた総数を競う)などの種目がある。
競技大会で最も一般的な「レグ」を例にとると、ゲームは1セット21点(最大25点までデュースを行う)のラリーポイント制で、2セットを先取すれば勝ちとなる。
もしセットポイントが1-1になったときは、続いて「タイブレークセット」を行ない、15点(最大17点までデュースを行う)を先取すれば勝ちとなる。