自転車を用いて勝敗を決める競技で、種目によってルールが異なる。自転車競技としてスピード感あふれる走りと相手との駆け引きが見どころである。より空気抵抗を少なくし、脚力を生かして走る事が重要なポイント。
自転車は18世紀ごろに発明されたといわれていて、当初は前後にタイヤだけがついていて足で蹴って使う遊び道具だった。後の1885年にイギリス人J.K.スターレーがチェーンやギアを装備した自転車を考案して現在の形の基本となっている。自転車は競技として徐々に長距離化、様々な場所を走る様になって競技が多様化していった。
オリンピックにおいての自転車競技は1896年のアテネ大会から行われていて、1984年のロサンゼルス五輪からは女子の競技も行われている。
■タイムトライアル
1人ずつ走って、所要時間の良いものが勝つスピード種目。男子は1000m、女子は500mとなっている。
■スプリント
2人~4人の選手が同時にスタートして、800mの距離の着順を競う。相手選手より逃げて勝つだけと思われがちだが空気抵抗を考えての駆け引きが見どころ。
■チーム・スプリント
1チーム3人構成でトラックを3周してタイムを競うタイムトライアル。3人同時にスタートして1週毎に先頭が抜けて3人目が走破した時のタイムでタイムを計る。
■個人追抜競争
2人で行いトラックの反対の位置からお互いがスタートして相手を追い抜くレース。追い抜けない場合は定められた距離を走破した時にタイムが速い方を勝ちとする。
■団体追抜競争
1チーム4人で行い、個人追抜競争と同じルールで4人が空気抵抗などを考えて助け合いチーム単位での勝負となる。
■ポイントレース
20人~24人の選手で2000m毎に通過点の通過順位によってポイントが与えられて、総合的な得点を競う駆け引きが重要なレースである。
■ケイリン
6人~8人で行われる日本で生まれた「競輪」が国際種目に採用されて、行われている。全員が同時にスタートしてその着順を競う、ゴール前の攻防は手に汗握るものがあるレース。
■マディソン
2人1組で行うポイントレース。1人ずつ走り作戦・疲労・体力温存など自由に選手交代ができ、ポイント競うレース。
【パラリンピック: 自転車】
上肢切断選手、脳性麻痺選手、視覚障害選手が行う自転車競技。バンクを用いて行うスプリント種目と、ロードで行う種目(個人対抗、タイムトライアル、20キロレースなど)がある。
使用する自転車は、上肢切断選手や軽度の脳性麻痺選手が用いる一般の競技用自転車や、脳性麻痺で体幹バランスの悪いクラスが用いる3輪自転車、さらに視覚障害者がパイロットとともに行うタンデム(2人乗り)自転車がある。
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