スポーツ競技としてのボートとは、大会ごとに定められた距離を、オールを使い脚力によって船を進めて順位を競う。欧米諸国で最も盛んに行われていて、日本においての認知度は少しずつ上がってきているが、まだ高いとは言えない。
交通や戦争の手段として使われていたのは古く、古代にまで遡る。その頃からスポーツとしての存在もあったが、現代のレースの形の最初とされているのが、19世にイギリスのテムズ川でプロの船頭たちが行っていたものである。レースとして人々を魅了して人が高く、テムズ川以外にもイギリスのいたる所で行われるようになった。オリンピックにおいても歴史は古く、1900年の第2回のパリ大会から行われている。1896年アテネ大会でも予定されていたが悪天候のため中止となっている。
大きく分けて2種目で、大きいオールを1人が1本ずつ持って漕ぐスウィープと、小さいオールを1人が2本持って漕ぐスカルがある。
体重によって軽量級とオープン種目に分かれていて、1人で漕ぐものから最大で8人で漕ぐものがある。
種目は「エイト」「フォア」「クォドルプル」「ペア」「ダブルスカル」「シングルスカル」があり漕ぎ手の他に、舵をとったりタイムを計ったりチームを盛り上げる舵手が乗るものもある。
【パラリンピック: ボート】
肢体不自由者・視覚障害者・知的障害者が行うボート競技で、パラリンピックでは北京大会で初めて実施される。
種目は、4人の漕手と指示を出す1名の舵手による「舵手付フォア」、2人の漕手による「固定席ダブルスカル」、1人の漕手による「固定席スカル」があり、ブイで仕切られた6つの直線レーン(1000m)で行われる。ボートの先端がゴールラインに到達した順序で勝敗を決める。
1人漕ぎ以外は男女混成(北京パラリンピックでの種目は未定)。
選手は障害の程度によってLTA(片下肢・体幹・腕が機能)、TA(体幹・腕が機能)、A(腕のみ機能)の3クラスに分けられる。
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