フェンシングとは「fence(垣根・防ぐ)」からきていて、身を守る・名誉を守る・ルールを守るなどの意味もある。剣を使って攻撃と防御をして、勝敗を争うスポーツである。
フランスでは国技とされていて紳士的なスポーツであるが、スポーツとしてのフェンシングはルール変更も多く、未だ発展中のスポーツである。
フェンシングの剣技があったとされるのが15世紀頃からと言われていて、当時の兵士たちが大きな剣から携帯できる軽い剣を常備するようになって剣技も進歩していった。その後16世紀イタリアでレイピアという剣が開発され、現代のような形になっていった。剣先を落とした練習用の剣が現在の「フルーレ」、決闘用であったのが「エペ」とされている。もう一つの「サーブル」という剣は世界中にある為、どこが起源かは断定できない。
防具などの安全性も向上して、剣先をポイントと呼ばれる電気審判器で行い刺さったりする事はなくなりスポーツとしての競技普及もして行った。
オリンピックにおいても1986年のアテネ大会から行われていて、世界的には一般的なスポーツされている。
「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種目があり、それぞれ電気審判器を用いて攻撃のポイントの判断を機械で行っている。
■フルーレ
同体部分にメタルジャケットを着用して、その部分だけが得点の対象となっている。攻撃は突きだけで先に攻撃を仕掛けた方に攻撃権があり、もう一方は防御にまわり、剣の剣先を払う事によって攻撃権が移る。突きの力は0.5N以上となっていて、剣先にはボタンが付いていて判断される。
■エペ
メタルジャケットの着用はなく、足の裏から頭の先までが攻撃対象となっている。攻撃は突きのみで全身が攻撃対象の為フルーレよりも強い0.75N以上の力を加えなければならない。フルーレ同様に剣先にボタンがついていて電気審判器で判断される。
■サーブル
腰より上の部分にメタルジャケットを着用し攻撃対象とする。フルーレ、エペと違って、攻撃が突きだけではなく剣のどの部分を使っても対象となっている。フルーレと同様に攻撃権が存在し、先に攻撃を仕掛けた方に攻撃権があり、もう一方は防御にまわり、剣を払う事によって攻撃権が移る。
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