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概要

柔道とは日本で生まれたスポーツで、空手や剣道と並んで伝統的な武道ともいえる。
単に相手に勝つことだけでなく、精神鍛練を目的としている所から人間教育を教えるために、学校の授業などでも行われている。柔道の言葉で「柔よく剛を制す」という言葉は小さい者でも大きい者を倒す事ができるという基本理念から、オリンピックや世界大会で日本人が強さを誇れるスポーツとしても人気がある。



歴史

柔道の始まりは、同じ武道の柔術からきている。1882年に嘉納治五郎によって柔術の各流派の優れた所を取り入れて、危険な所を取り除き、工夫を加えて柔道が誕生した。さらに「精力善用」「自他共栄」「柔よく剛を制す」という点が改良されて、柔道を行う者に対して精神的・技術的にも心得を伝え世界的に発展していった。
1964年の東京オリンピックから正式種目として採用された。日本以外では欧州で人気があり、特にフランスでは日本の競技人口を上回るほどである。

アテネで開催されたパラリンピック以降は、女子の部も正式種目になった。



ルール

9.1m×9.1mの畳の上で対戦して、投げ技・固技で勝負を決める。投げ技で相手の背を畳に叩きつけると「一本」となり勝負が決まり、一本に及ばない技は「技あり」となる。技ありの下には「有効」「効果」の順でポイントが決められている。技あり2回で一本となり、有効と効果は何回取っても一本にはならない。
固技にはいくつかの勝つ方法があり、相手を抑え込む抑込技は相手の両肩もしくは片方の肩を畳につくように制し、相手の足によって自分の足および体が挟まれていない状態になって25秒以上で一本、20秒~25秒で技あり、15秒~20秒で有効、10秒~15秒で効果となる。
他に締技、関節技があり審判による判断で試合を止める場合や、相手が降参をした時は勝負が決まる。

【パラリンピック: 柔道】
パラリンピックでの柔道競技は視覚障害者によるもので、基本的に健常者の柔道と同じである。
段位についても健常者同様に講道館で取得する。
競技は障害の程度ではなく、男女それぞれ体重別の7階級で行われ、ルールは国内大会も、国際大会も全て「国際柔道連盟試合審判規定」および大会申し合わせ事項によって行われる。

健常者による柔道と異なる点:
1.試合は両者がお互いに組んでから主審が「はじめ」の宣告を行い、スタートする。
2.試合中両者が離れたときは主審が「まて」を宣告し、試合開始位置に戻り、再度スタートする。
3.場外規程は基本的に適用しない。但し、全盲の選手を保護するため、弱視の選手が故意に利用した場合には適用されることがある。

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