近代五種競技とは、一人で射撃・フェンシング、水泳・馬術・ランニングで構成される、全く違った種目を1日で行う人間の限界に挑戦する過酷な競技である。
毎年ワールドカップや世界大会が開催されていて、世界48カ国で3万人の競技人口がいるとされている。
近代五輪の創立者であるクーベルタン男爵が、19世紀フランスで、連絡将校が
敵陣から自軍に戦果を報告する為に、敵陣に馬で乗り込み、敵を銃と剣で打倒し、川を泳いで渡り丘を走り抜けた事をもとに、古代五種競技(円盤投げ・レスリング・やり投げ・走り幅跳び・短距離)を
進化させて近代五種競技が誕生した。論理的資質、技術、体力すべてを試し理想的な選手を作るために誕生させたとクーベルタン男爵は強調している。
個人、団体、国別リレーがあり、五種目のうち射撃・フェンシング・水泳は基準記録を1000点として、そこから、成績に応じて得点が増減される。馬術は1200点からの減点式で得点が決められて、最後のランニングは4種目を終えた時点での、得点の高い順番にスタートして最終順位を確定する。
1912年から何度もルールは見直されてきていて、未だ確立していない点もあるが競技としては「見せるスポーツ」に変わってきている。
■射撃
銃は口径4.5mmの鉛弾を使用するエアピストルを用いる。
標的は、円の中心部分が10点として外側にいくにつれて1点ずつ下がっていく一番外側が1点となっている。
射撃の距離は10mとし、標的に40秒間に1発ずつ、計20回射撃する。
■フェンシング
フェンシングのエペで対戦して、1回戦1分間の1本勝負で行われて参加者総当たりで行われる。
■水泳
200mの自由形で100分の1秒まで計測する。
■馬術
字通り、障害が設けられたコースを人馬で疾駆する競技。タイム計測と障害を越える際の採点(減点)方式によって勝者と順位が判定される。競技場は当日抽選によって決められる。
■ランニング
3000mのクロスカントリーで行われる。
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